平成31年度年度 学校経営方針

                                                        平成31年4月1日 林  健 司

1 教育理念

 
「生きる力の育成」と「個性と自立心を高める指導」の推進
  移り変わりの激しい現代社会では、基盤となる知識や情報が常に変化しており、これからを生きる子どもたちにとっては、大人としてのあり方や職業選択等において手本となるものが少なく、具体的な将来のイメージや目標を持つことが大変難しい状況となっています。そのような状況の中で、今、学校教育には、「自ら学び、考え、行動する」などの『生きる力』の育成が求められています。そして、その使命を果たすために、学校では、自ら考えて意欲を持って学ぶ力、豊かな心を持ち他人を思いやる精神、健やかな身体とたくましく生きるための体力、すなわち「知・徳・体」のバランスのよい教育課程を展開する必要があります。
  また、特に義務教育の後半となる中学生期は、社会人になるための準備段階として、個性と自立心を高める教育を推進していく必要があります。そのために中学校教育においては、幼少期に躾の延長として行われる「画一的な指導」や「教え込む指導」を、それぞれ「個に応じた指導」、「考えさせる指導」へとシフトしていく必要があります。

 ≪昭和中プライドの創造≫
  自立心の向上を図るためには、その素地として「自分が好き」「自分に自信がある」などといった自己肯定感が必要になりますが、その自己肯定感は、所属しているコミュニティーに大きく影響を受けるものであり、その高まりのためには、良き仲間、尊敬できる家族や教師の存在が大切になります。そのため、本校では、「誰もが日本一と誇れる学校を作る≪昭和中プライドの創造≫」をテーマに教育活動を展開し、生徒と教師が共に学び成長し、「良き仲間」、「尊敬できる教師」となって、学校自体が一人一人の自己肯定感を高められるコミュニティーへと成長していくことを目指していきます。
また、良い意味での誇り(プライド)は、積極性や自律心、思いやりの心などにも良い影響を及ぼします。その相乗効果を本校の教育活動全体に生かしていきます。

2 学校経営方針

(1)誰もが安全・安心に学べる学校(物的・人的)環境をつくる。
(2)「生きる力」の育成と知育・徳育・体育のバランスのとれた教育活動を展開する。
(3)個性の伸長を図るため、多面的な指導ができる体制の構築を図る。
(4)生徒と共に学び成長できる教師集団をつくる。
(5)業務の効率化を図り、生徒と向き合う時間を創出する
(6)家庭や地域、専門機関等等との連携を図り、チーム学校を構築する。

3 学校教育目標

    
自ら学ぶ意欲を持ち、心身ともに健やかな生徒の育成
        〜 昭 和 中 プ ラ イ ド の 創 造 〜


4 目指す生徒像


  〇「夢」・・・・夢や目標を持ち、意欲的に学ぶ生徒
  〇「全力」・・・自覚と誇りを持って、何事にも全力で取り組む生徒
  〇「規律」・・・規律正しく、正しい判断のもと行動できる生徒
  〇「自立」・・・自立心を持ち、たくましく生き抜く力を備えた生徒

5 目指す学校像

  〇「安全」・・・安全で、安心して学べる環境を整えた学校
  〇「誇り」・・・誰もが昭和中の生徒であることに誇りをもてる学校
  〇「信頼」・・・家庭・地域から信頼される明るく活力のある学校
  
6 目指す教師像

  〇「情熱」・・・情熱と使命感にあふれ、率先垂範する教師
  〇「研鑽」・・・日々研鑽を積み、優れた指導力を持った教師
  〇「愛情」・・・愛情あふれ、一人一人に寄り添える教師

7 経営の重点と具体的方策

(1)安全・安心な学校づくり
  @日常的な安全点検と危険個所に対する迅速な対応
   ・複数の目による定期安全点検の実施
   ・報連相の徹底と組織的な営繕活動の推進
  A防災・防犯教育の充実
   ・危機管理マニュアルの随時更新と周知徹底
   ・関係機関との連携による効果的な避難・危機対応訓練の実施
   ・道徳授業等を活用した自助・共助の意識を育てる防災教育の推進
  B交通安全指導の充実
   ・関係機関と連携した交通安全教室等の実施
   ・PTAと連携した登校時安全指導
   ・職員による登下校時安全指導の実施
  Cいじめ防止、不登校に関する取り組みの充実
   ・学校教育全般(授業・集会等)における道徳教育の充実
   ・いじめに対する組織的対応の強化
   ・教育相談の定期的な実施による生徒理解の推進
   ・サポートルームの開設による不適応生徒対応体制の充実

(2)教職員の資質向上
  @日々の授業改善と校内研修の充実
   ・セルフチェックシートを活用した授業評価の実施
   ・管理職による授業巡視とワンポイントアドバイスの実施
   ・週案の積極的な活用
   ・OJTによる若年層教員への支援の充実

  Aモラールの向上と不祥事防止の取り組みの強化
   ・定期的、適時的な不祥事防止研修の実施
   ・ボトムアップ方モラールアップ委員会の実施
   ・ゆとり時間の創出による職員相互の結びつきの強化

(3)組織マネジメントによる組織の活性化
  @PDCAサイクルによる教育活動の質的改善
   ・目標申告を活用した個人目標の明確化と方向性の統一
   ・行事後のアンケート実施とそれを活用した教育課程検討委員会の開催
  A分掌配置の工夫による校務分掌の活性化と各教職員の能力開発
   ・各分掌への適材適所の職員配置による校務分掌の活性化
   ・分掌業務を通した教職員の新たな能力の開発

(4)地域に根ざした誰からも信頼される学校づくり
  @迅速な保護者への連絡と積極的な情報発信
   ・学校連絡メールの有効活用による迅速な連絡手段の構築  
   ・学校だより、ホームページの充実
   ・積極的な授業や行事の公開
  A地域団体・人材の積極的な活用と連携
   ・坂戸の森みどりの会、文化スポーツ後援会との連携強化
   ・学校支援ボランティア組織の充実と有効活用
   ・小学校、高校との積極的な交流と地域活動への積極的な参加

(5)自立心を高め・個性を伸長する活動の展開
  @生徒会を中心とした自治活動の充実
   ・委員会活動、縦割り活動を通した主体性を持ったリーダーの育成
   ・指導から支援への転換
  A主体的な活動の場の提供と確保
   ・部活動の指導体制の充実と活動時間の確保
   ・長期休業期間を活用した講座(研修会・教室)の開設
  
8 指導の重点及び具体的方策

(1)自ら考え、表現する力の育成
  @基礎的・基本的な内容の確実な定着
   ・朝読書、学びタイムの充実と家庭学習の習慣化
   ・生徒を主体とした学習コンクールの実施と充実
   ・テスト前、長期休業中の補習学習の充実
  A問題解決型学習を重視した授業の構築   
   ・ノート指導の充実、学習課題(問題)・発問の工夫
   ・グループ討議、全体討議の積極的導入
   ・授業改善ハンドブックの有効活用
  B図書館を使った調べる学習の取り組みの充実
   ・読書指導員と連携した取り組みの実践
   ・「伝える力」の向上を目指した発表会の実施と充実

(2)豊かな人間性と規範意識の育成
  @道徳、人権、福祉教育等の充実
   ・道徳授業、読書活動、福祉体験等の質的向上
   ・オリンピック・パラリンピックを題材とした授業の積極的実践
   ・教育相談による生徒理解の充実
 A生活規律の定着と豊かな人間関係づくり
   ・挨拶、返事、態度、服装、時間やルールを守るなどの指導の徹底
   ・発達段階とTPOを意識した指導の推進
   ・縦割り活動など、広い人間関係づくりを意図した活動の推進
  
(3)健康でたくましい身体の育成
  @保健体育科授業の充実
   ・生涯体育を意識した体育指導の充実
   ・関係機関等と連携した保健指導の推進
  A清掃時体力つくりの充実
   ・体力の全面性を考慮した運動メニューの工夫と実践
   ・発達段階に応じた目標値の設定